こんにちは。Pilates Room Preciousへようこそ。
ピラティスインストラクターのSATOMIです。
私がピラティスを初めて知ったのは、『めざましどようび』のテレビ放送でした。
俳優の安田顕さんが憧れの女神(zen place pilatesのchiekoさん)にピラティスを習うという内容で、インストラクターの方がすごく姿勢がよくて、きれいだなと思ったことを覚えています。
もともと首・肩コリがひどく、寝違えやぎっくり背中になりやすかった私は、そういう体質なのだとあきらめて無理をしないように抑えた生活をおくってきました。
そして、時々おこるお尻から脚にかけての原因不明の痛み、少し仕事をがんばると休日は寝込んで何もできないということもしょっちゅうでした。
整体に整骨院、整形外科、マッサージとたくさん通ってきましたし、お金も使いました。
そんな私の生活を、運動不足解消のためにとなんとなく始めたピラティスが変えてしまいました。
正しい姿勢とアライメント(骨と骨との相互関係)、体の動かし方を知ったことで、体の痛みの原因に自分で気づくことができたのです。
10代の頃から続いていた悩みが解消された瞬間でした。
前職ではアプリ開発会社に勤務していました。
デスクワークで膨大な量の文字や画像を見続けていた私は、3~4年ほど前から頭にもやがかかったようにボーっとする症状があり、頭の働きが非常に鈍くなったと感じていました。
当時は仕事や環境の変化で相当ストレスが溜まっていたのだと思います。病院で検査も受けましたが、脳に異常はみられませんでした。
治らないとあきらめていたその症状も、ピラティスを続けていたらいつの間にか消えていました。
そして、見た目が、体型が変わりました。
私はピラティスを通して、『well-being(ウェルビーイング)』という言葉を知りました。
WHO(世界保健機関)は、well-beingを以下のように定義しています。
「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます」
仕事をするだけで精一杯な生活を送ってきた私は目が覚めたような思いでした。そうあるべきだと思いました。
「Return to Life Through Contrology (リターン トゥ ライフ スルー コントロロジー) 」
訳:コントロロジー(ピラティス)を通して、人が持つ本来の生活(生命) を取り戻す
これはピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏の著書のタイトルです。ピラティス氏は、自身のメソッドを『コントロロジー』と呼んでいました。
コントロロジーとは、”呼吸や身体の動きだけでなく精神も自分自身の意思で思い通りにコントロールする”という概念です。
その概念は、well-beingの”人間の豊かな生活を表すということ”とも通じています。
私はこのwell-beingという考え方が好きです。
ピラティスをしていると、前向きな気持ちになり、活力がわいてきます。
何か新しいことをはじめたくなります。
ピラティスは、まさにwell-beingな生活をおくるための手段であり、ライフワークと言えます。
私は、ピラティスを始めて自分の身体を好きになりました。
ぜひこの心地よさを体感していただきたいです。そして私のまわりの人たちにも自分の身体を好きになってもらいたいです。
お会いできるのを楽しみにしています。
インストラクター
SATOMI
越前市出身 1980年生まれ
インターネットショップ運営会社、スマホアプリ開発会社等に勤務
コロナ禍でリモートワークが続く中、運動不足解消のためにピラティスをはじめる
ピラティスによる身心の変化を体感し、ピラティスをもっと学びたいという思いが強くなる
退職後、BASIピラティス指導者養成スクールに通い、インストラクター資格を取得
現在は鯖江市在住
家族は夫と猫1匹、趣味は読書、美容全般、K-POP鑑賞
◇資格/修了ワークショップ
・Basi Comprehensive Pilates Instructor
・シニアピラティス指導(MAKI)
・産前産後ピラティスの基礎(MAKI)